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春山 滿夫; 五藤 博; 河村 敏秀; 高瀬 操*
放射線検出器とドシメトリィ, p.38 - 40, 1991/00
この報告では、まず検出法の原理および製作した検出装置を紹介し、ついで、実験結果およびその解析結果を述べる。実際は、容積200lのドラム缶サイズの再処理模擬廃棄物について行われた。模擬廃棄物の内部に、数段階の重量をもつPu試料を次々に挿入して測定を行い、廃棄物の種類による検出感度の違いおよび重量に対する応答の比例性を実験的に確認した。内蔵されるPuの検出限界として、布および砂について3mg、アスファルトについて22mg、コンクリートについて17mg等が得られた。
五藤 博; 春山 滿夫; 河村 敏秀; 高瀬 操*
放射線検出器とドシメトリィ, p.41 - 43, 1991/00
この報告では、まず、製作した検出装置および検出法の原理を説明し、ついで、実験結果を紹介し、最後に、検討結果を述べる。検討内容は、(1)モンテカルロ法による中性子検出効率の計算と実験結果の比較、(2)組合わせ理論による同時計数効率の計算と実験結果の比較、(3)確率過程論による時間間隔分布の計算と実験結果の比較である。中性子検出効率の計算は、MORSEおよびMCNPによって行い、いずれの結果も実験値の約1、3倍になっている。組合わせ理論による同時計数効率の計算は、計数率が非常に大きい場合を除いて実験結果とよく一致した。また、時間間隔が計算できるようになって、実験結果が詳細に検討できるようになった。
田中 隆一; 小島 拓治; 上松 敬; 森田 洋右
第2回「放射線検出器とドシメトリィ」研究会, p.113 - 116, 1987/00
高レベル放射線の線量計測では近年精密さと多様なニーズに応えられるフレキシビリティが要求されている。このためポリマーを媒体とするアラニン線量計(フリーラジカル線量計)を開発し、製品化に成功した。本報告では、高精密測定を中心に、アラニン線量計素子、線量計としての基本性能、ESRによる測定法の改良、アラニン線量計の応用と今後の可能性について述べる。 線量測定範囲は1~10Gy、素子間の応答のバラツキはほぼ1%以内、応答の照射温度依存性については、25Cを基準とした温度係数で0.29%/Cであった。未照射アラニン線量計素子が示すESR応答の線量換算値(プレドーズ)はボリスチレン媒体で2~3Gyまで低減することができた。ESR装置についても測定の簡易化と精密化が進んでいる。